3/23号:ナーダム祭りに行こう!
3/23号 ナーダム祭りに行こう! 🏹🤼🐎
シリーズ名:Сайн уу!モンゴル!蒼天の国の冒険ノート(第5回)
1️⃣ ナーダムってどんなお祭り?
毎年7月、モンゴル全土が盛り上がる国民的なお祭りがあるよ。その名前はナーダム(Наадам)。
モンゴル語で「遊び・競技」という意味を持つこの祭りは、1921年の独立記念日(7月11日)に合わせて首都ウランバートルで盛大に開かれるんだ。 地方でも同じ時期に各地でナーダムが開かれるから、モンゴル中が祭り一色になるよ。
ナーダムの見どころは、古くから続く3つの伝統競技。
- 🤼 モンゴル相撲(ブフ/Бөх)
- 🏹 弓射(スルー/Сур)
- 🐎 競馬(モリーンウラルダーン/Морин уралдаан)
この3つは「エルイン・グルワン・ナーダム(男の3つの遊び)」とも呼ばれ、モンゴルの英雄たちの時代から続く誇り高き競技だよ。
2️⃣ モンゴル相撲(ブフ)
ナーダムの花形といえば、モンゴル相撲のブフ(Бөх)。
| 特ちょう | 内容 |
|---|---|
| ルール | 手・ひざ・背中のどこかが地面についたら負け |
| 制限時間 | なし(決着がつくまで続ける) |
| 衣装 | 胸が大きく開いた「ゾドグ」と短いパンツ「ショダグ」 |
| 段位 | 強さに応じて「鷹」「象」「ライオン」「タイタン」などの称号がある |
勝った選手は、鷹が羽ばたくような優雅な「鷹の舞」と呼ばれるポーズを披露するんだ。 何百人もの力士が一度にトーナメントを戦い、最後に残った1人がその年の「英雄」になるよ。 土俵も時間制限もないシンプルなルールだからこそ、純粋な力と技が試される真剣勝負なんだ。
3️⃣ 弓射(スルー)
次は弓と矢を使う競技、スルー(Сур)。 的は地面に並べた小さなかごで、遠くから矢を放ってどれだけ命中させられるかを競うよ。
| 特ちょう | 内容 |
|---|---|
| 的 | 地面に並んだ小さな革製のかご(スル) |
| 距離 | 男性は約75m、女性は約65m |
| 弓 | 木・角・腱を組み合わせた伝統的な合成弓 |
| 採点 | 当てた数と精度で審判が点数をつける |
矢が的に当たると、審判がモンゴル語で「ウハイ!」と声を張り上げて知らせるよ。 この掛け声が会場に響くたびに、観客も一体となって盛り上がるんだ。 見ているだけでも引き込まれる、静かで張りつめた空気が魅力の競技だよ。
4️⃣ 競馬(モリーンウラルダーン)
ナーダムの競馬は、ふつうの競馬とは少しちがうよ。
| 特ちょう | 内容 |
|---|---|
| 騎手 | 5〜13歳の子どもたちが乗る |
| 距離 | 馬の年齢によって15〜30kmと長い |
| コース | 柵のないダダっ広い草原を駆け抜ける |
| 目的 | 速さより「馬の実力」を見せること |
一番のポイントは、騎手が子どもだということ。 小さな体でたくましい馬を操り、広大な草原を何十キロも走る姿は、見ている大人たちも胸を打つよ。 ゴールした馬には特別な称号が贈られ、最後の馬にも「勇者」という言葉で健闘をたたえる習わしがあるんだ。
5️⃣ 見どころ&応援のしかた
ナーダムを現地で楽しむためのポイントをまとめたよ。
| 競技 | おすすめの見どころ | 応援のポイント |
|---|---|---|
| ブフ | 試合前後の「鷹の舞」 | 決まったら「ザ!(Зa!)」と声を出そう |
| スルー | 審判の「ウハイ!」の掛け声 | 的に当たったら一緒に拍手しよう |
| 競馬 | ゴール前の大歓声 | 騎手の名前を呼んで応援しよう |
ナーダムは競技を観るだけじゃなく、会場にはホーショールやボーズを売る屋台もたくさん並ぶよ。 民族衣装の「デール」を着た人たちが行き交う光景も、祭りならではの美しさ。 ひとつひとつの競技を楽しみながら、モンゴルの誇りと歴史を感じてみよう。
🗣️ モンゴル語でひとこと
| 日本語 | モンゴル語 | 読み方 | 🔊 |
|---|---|---|---|
| お祭り・遊び | Наадам | ナーダム | 🔊 発音 |
| 相撲・レスリング | Бөх | ブフ | 🔊 発音 |
| 弓 | Нум | ヌム | 🔊 発音 |
| 頑張れ! | Зоригтой! | ゾリグトイ | 🔊 発音 |
今回はナーダムで使えることばを選んだよ。 「Зоригтой!(頑張れ!)」は選手への応援だけでなく、友だちへの励ましにも使えるモンゴル語の万能フレーズ。「Наадам(ナーダム)」「Бөх(ブフ)」「Нум(ヌム)」と合わせて、競技を観ながら声に出してみよう!
🎲 今日のクイズ
Q: ナーダムの競馬で騎手を務めるのはだれでしょう?
- プロの騎手(大人)
- 5〜13歳の子どもたち
- 馬の調教師
答えを見る
**答え:2. 5〜13歳の子どもたち** ナーダムの競馬は、小さな子どもたちが騎手を務めるのが伝統なんだ。子どもの軽い体重が馬の実力をより引き出せると考えられているよ。長い草原を走り抜ける子どもたちの姿に、会場全体が感動するんだ。🎬 Video of the Day
ナーダム祭りの3競技の迫力がわかる動画はこちら。
🔍 今日のミッション
- 「Зоригтой!(ゾリグトイ)」を元気よく声に出して言ってみよう
- ブフ・スルー・競馬の3競技のうち、自分が一番見てみたいものを選んで理由を話してみよう
- モンゴル相撲と日本の相撲の似ているところとちがうところを3つ見つけてみよう